Indeedとは?仕組み・料金・掲載方法などの基本情報を徹底解説

テレビCMや広告などで、目にすることが増えた「Indeed」。その仕組みや料金、掲載方法について気になっている採用担当者様も多いのではないでしょうか?

今や多くの企業が活用している採用には欠かせないツールのひとつとなっています。今回はIndeedを活用するために、仕組み・料金・掲載方法のほかメリットやデメリットまでを徹底解説します。

Indeedの基本情報

料金や掲載方法などについて知る前に、まずはIndeedとは何なのか?基本情報を確認していきましょう。

Indeedとは?

Indeedとは、求人情報に特化した検索エンジンです。もともとは、2004年にアメリカで設立された「Indeed,Inc」が提供している求人情報を掲載するオンラインプラットフォームです。現在日本のサービスは、リクルートホールディングスの子会社である「IndeedJapan」によって運営されています。

サービスを提供されている地域は非常に広く、世界約60国以上で展開中です。日本国内のみならず、世界的にも知名度の高いオンラインプラットフォームで、毎月2億5,000万以上のUU(ユニークユーザー)数を誇る世界最大の求人検索サービスです。

国内の訪問者数は月間4,000万人以上!

テレビCMなどによるプロモーションと利便性の高さからユーザーが増えたことで、国内の訪問者数は月間4,000万人以上とも言われています。これは一般的な求人サイトに比べ、2倍程度の数値です。

求職者の多くがスマートフォンで職探しをする昨今、利便性の高いアプリを提供していることも閲覧数が多い理由のひとつです。

この認知度と利便性によって求職者の利用が増えたことで、求人を掲載する企業数も増え続けている状況です。

月間約520万件の新規掲載

Indeedの企業求人は、毎月約520万件もの新規求人が掲載されています。企業にとっても出稿までの手続きが簡単で、スピードの早いIndeedは活用しやすい側面があり、以前に比べより幅広い業種職種の募集が増えている状況です。

また、Inddedへの掲載件数を増やすための独自の仕組みがあり、その仕組みによって企業・求職者の双方にとって、利便性の高いプラットフォームが保たれています。Indeed独自の仕組みについても、後ほど簡単に解説していきます。

Indeedの掲載料金

ここでは、Ineedの掲載料金を整理しておきます。これだけユーザー数が多く、利便性の高いサービスに、いったいどの程度の費用が必要なのでしょうか。

基本的には無料掲載

驚くことに基本的な掲載は、「無料」で行なうことが可能です。また求人を作成できるだけでなく、企業ページの作成や応募者管理などの機能も利用が可能です。複数の職種を募集し、一括して採用活動を進めることもできる仕組みになっています。

ちなみに「企業ページ」とは、社内の雰囲気や仕事内容を伝えることができる採用ページのようなものです。求職者からの問い合わせの多い質問をQ&Aとして掲載したり、原稿には書ききれない組織の特色や入社のメリットなどを訴求することができます。

Indeedは求人原稿の制作〜応募者管理までを、一貫して無料で行なうことができるオンラインプラットフォームです。

有料で露出UPも可能!

無料で掲載してみても閲覧数が少なく、応募がまったく無い場合もあります。そのような場合は有料掲載を活用すれば、より求職者に閲覧されやすい場所へ求人を表示することが可能です。

有料の表示位置は、通常の求人が掲載されているより上部にある。「スポンサー」または「PR」と表示されている約10原稿の部分に、検索キーワードなどの条件が合致した際に表示されます。

有料掲載の場合も掲載自体は無料となっていますが、求人がクリックされるごとに「クリック課金」にて費用の支払いが必要です。有料申し込みは企業ごとの管理画面から行なうことが可能で、「2週間で〇万円」のように期間ごとに上限金額を設定することができます。

職種ごとにクリック費用は異なりますが、50円から500円前後が相場とされており、仮に単価300円・100クリックであれば、3万円の費用を設定金額から支払うことになります。

ここで注意したいのは、クリック単価はAIによる自動調整によって設定されることです。AIは応募数確保を優先しますので、クリック単価を高額に設定する場合もあります。

有料掲載を検討している場合は、職種ごとの相場を把握したうえで、まずは少額から活用を始めることが良策でしょう。

採用支援ツール導入の費用

Indeed掲載は基本無料ですが、ノウハウが無い場合は応募に繋がらないことが多いのも事実です。その場合は採用支援ツールや運用代行などを活用し、費用を支払う代わりに採用活動を有利に進める企業も少なくありません。

採用支援ツールや運用代行のツールもさまざまですが、運用を外部に依頼する場合は月間数万円が必要になります。

採用ツールについても、内容によって費用はそれぞれ必要です。そのため、ある程度のサポートが欲しい場合は、「アットカンパニークラウド」のように、費用を掛けなくても活用できるものから試してみることも良策だと言えます。

自社に合う効果的な採用手法をみつけることが、今後の安定した雇用にも繋がるでしょう。

アットカンパニークラウドは、無料で利用できるIndeed対応の採用支援ツールとなっております。 Indeed有料掲載の運用を代行することも可能です。詳しくはサービスサイトをご覧ください。

Indeedの仕組みと掲載方法

Indeedの基本情報はご理解いただけましたでしょうか?ここからはIndeedの仕組みとともに、2パターンの掲載方法について解説します。

Indeedの仕組み

(出典:Indeed HP)

 Indeedが求職者に人気の求人サービスである理由のひとつが、掲載求人の種類と数の多さです。その掲載数を支えているのが、他の求人メディアから求人情報を収集しIndeed内に掲載する機能です。

日々の収集はボットによるクローリングという技術によって行なわれ、各求人サイトからIndeedへ転載される仕組みとなっています。

またIndeedのビジネスモデルについても、気になる方がいるのではないでしょうか?基本的には無料で利用できるサービスですので、その収益のほとんどを有料掲載の費用で得ています。

つまり、企業が有料掲載する際は「広告掲載」のような扱いとなります。

掲載方法① 転載されるメディアへ掲載

Ineedへ掲載する方法の一つ目は、転載される求人メディアへの掲載です。これは前述した通りとなります。一点注意したいことは、すべての求人メディアや求人情報がクローリングの対象ではないということです。

Indeed掲載に必要な条件が揃っているなど、いくつかの条件を満たした求人のみ、転載される仕組みとなっていますので規定には充分に注意しましょう。

逆にIndeedの条件を満たした求人内容であれば、自社の企業HPからの転載も可能です。「必要な項目が揃っている」ことや「HTMLで制作している」ことなど、この場合も複数の条件があります。

HPからの転載をされる際は、事前にしっかりと確認しておく必要があるのでご注意ください。

Indeed掲載のチェック項目はこちらの記事も参考にしてみてください。
Indeed掲載など求人公開時に確認したいチェック項目 | アットカンパニークラウド 

掲載方法② 自社にて原稿制作し直接掲載

もう一つの掲載方法は、Indeedへ直接掲載することです。Indeed掲載は、WEBサイトからアカウント作成をすれば誰でも始めることができます。

この場合も掲載基準がありますので必ず確認し、必要条件を満たした求人原稿を制作することが大切です。掲載の基準を満たしていなければ掲載申請後も掲載されることはありませんので、条件を確認のうえ制作を進める必要があります。

Indeedに掲載するメリット

Indeed掲載の代表的なメリットを解説します。

採用コストを抑えられる

Indeed掲載は基本無料ですので、一般の媒体出稿と比べて大幅に採用コストを抑えることができます。掲載のノウハウなどを自組織に継続して蓄積すれば、長期的に効率の良い採用活動を行なうことも可能です。

部署ごとや組織全体の求人広告コストを抑えられることは、Indeed最大のメリットであると言えます。

掲載の自由度が高い

掲載期間や内容を自社で決めることができますので、自由度が高いメリットもあります。一般の求人媒体であれば掲載期間が決められており、採用が早期達成した場合の掲載停止はもったいないものです。

その点Indeedの場合は、出稿タイミングの調整や募集終了・一時受付停止も可能なので、その時の状況や予定にあわせて募集をすることができます。

また文面に関しても、条件を満たしていれば構成から自由に決められますので、独自色を打ち出した求人募集も可能です。企業ごとに利用や掲載内容をカスタマイズできる点も、非常に使い勝手が良い部分だと言えます。

自社ホームページなどと連動させやすい

先程解説したクローリングを利用して、自社ホームページからも転載させやすいこともメリットです。複数の求人メディアに掲載すると内容にズレが生じたり、応募者管理がしにくいというデメリットがあります。

しかし、自社ホームページと連動していれば掲載内容にズレは起こりにくく、応募状況の推移についても確認しやすくなります。ホームページと連動させることは、募集ノウハウを組織に蓄積するうえでも非常に助かるポイントです。

Indeedに掲載するデメリットと注意点

最後にIndeedに掲載するうえでの、デメリットと注意点を解説します。

効果がでないこともある

日々多くの企業が掲載をしていますので、大量の求人に埋もれて効果がでにくい面もあります。

職種や勤務地、雇用条件などによっては応募を獲得できる場合もありますが、原稿制作や求人に関するノウハウが無い場合は獲得に至らない場合があることも覚悟しておきましょう。

募集経験が少ない場合は、採用ツールなどを上手く活用することが良策だと言えます。

制作時間を確保する必要がある

無料掲載であっても、制作や運用に人的コストが掛かることを忘れてはいけません。初めての場合は原稿制作にも時間が必要となりますので、ある程度余裕をもって進めることが大切です。

また、ノウハウを引き継げる体制もあわせて準備しておくと良いでしょう。

注意しておきたいこと

求人広告制作の経験が少ない場合は自社目線の文章で掲載しがちですが、それでは効果を見込むことはできません。求職者の立場に立って、無理のない条件を実態に即した形で記載することが大切です。

求人を読む側・雇用される側の目線を忘れずに、Indeedの掲載規定に沿った形式で、原稿の制作にチャレンジしてみてください。

また、求人掲載数が多いので、他の企業との差別化も応募効果UPには重要な要素となっています。

採用支援ツールを活用した差別化なら、費用を掛けずに利用できる「アットカンパニークラウド」への登録も方法のひとつ。

Indeed転載と同時に「求人BOX」「Google仕事検索」「スタンバイ」「キャリアジェット」などの媒体へ掲載されますので、閲覧数を飛躍的に向上させることができます。

このような採用ツールのサポートを活用し応募数を担保することが、理想とする人材の採用への近道だと言えるでしょう。

Indeedの書き方のポイントはこちらの記事も参考にしてみてください。
Indeedからの応募を増やす求人の書き方とは? | アットカンパニークラウド

まとめ

今回はIndeedの基本情報と、仕組み・料金・掲載方法までを解説しました。Indeed活用のメリット・デメリット、注意点はご理解いただけたでしょうか?

簡単で使い勝手の良いIndeedですが、利用企業の増加によって今後は+αの工夫が必要になると言えそうです。

記事内でご紹介した「アットカンパニークラウド」は、複数媒体への同時掲載や応募者管理のほか、専用の採用HPの作成・公開も可能です。

今回ご紹介した機能は無料で活用できますので、これからIndeedの利用を検討されている場合は、「アットカンパニークラウド」をまずはお気軽にお試しください。


Indeedなど複数の求人サービスへ自動掲載できるATS(採用管理システム)

求人から採用まで無料で使えるアットカンパニークラウド

今すぐ利用を開始できるATS(採用管理システム)「アットカンパニークラウド」なら、ひとつの求人を作成するだけで、Indeedをはじめ、Googleしごと検索、求人ボックス、スタンバイなどの大手求人サービスへ自動掲載することができます。さらに作成した求人を専門のスタッフに無料で確認を依頼することも可能。まずは無料で採用を始めたいという方はぜひご登録ください。